SESSION 2

事業モデルの設計

研修事業とFC展開の収益構造を設計する

学習目標

  1. 3DCP研修事業の収益構造を設計できる
  2. FC展開モデルの設計ができる
  3. 複数の収益源を組み合わせた事業モデルを説明できる
  4. 融資審査で「ビジネスモデル」を説明できる

1. 事業モデルの全体像

融資審査官の疑問: 「どうやって稼ぐのか? 収益の仕組みは?」

本事業は「研修事業」と「FC展開」の2本柱で構成します。

事業 収益源 特徴
研修事業 受講料、法人研修費 直接収益、即時キャッシュ
FC展開 加盟金、ロイヤリティ ストック収益、スケーラブル

2. 研修事業モデル

2.1 コース構成

コース 期間 対象 定員 価格
入門コース 2日間 経営者・管理職 20名 25万円
中級コース 5日間 技術者・現場監督 10名 50万円
上級コース 10日間 オペレーター候補 5名 80万円
法人研修 カスタマイズ 企業単位 - 200万円〜

2.2 年間売上シミュレーション(3年目)

コース 開催数 受講者数 単価 売上
入門コース 月2回 480名/年 25万円 1億2,000万円
中級コース 月1回 120名/年 50万円 6,000万円
上級コース 隔月 30名/年 80万円 2,400万円
法人研修 随時 10社/年 200万円 2,000万円
研修事業計 2億2,400万円

3. FC展開モデル

3.1 FCパッケージ

項目 内容 金額
加盟金 ブランド使用権、初期研修 300万円
ロイヤリティ 売上の5%または月額固定 10万円/月〜
教材使用料 カリキュラム、テキスト 含む
本部サポート 運営支援、品質管理 含む

3.2 FC展開計画

年度 新規加盟 累計 加盟金収入 ロイヤリティ
3年目 3校 3校 900万円 360万円
4年目 3校 6校 900万円 720万円
5年目 4校 10校 1,200万円 1,200万円
ポイント: FCロイヤリティはストック収益。加盟校が増えるほど安定収入が積み上がる。

4. 事業モデルキャンバス

要素 内容
顧客セグメント 建設会社(中小)、ゼネコン、設計事務所
価値提案 3DCP技術習得、人材育成、先行者利益
チャネル Web、展示会、業界紙、紹介
収益の流れ 受講料、法人研修、FC加盟金、ロイヤリティ
主要リソース 講師、教材、実習設備、ブランド
主要活動 研修実施、教材開発、FC支援、品質管理
パートナー 機材メーカー、建設業団体、行政
コスト構造 人件費、施設費、教材費、マーケティング費

本日のワークシート

  1. 自社のコース構成と価格設定を検討する
  2. 年間売上シミュレーションを作成する
  3. FC展開の可能性とタイミングを検討する
  4. 事業モデルキャンバスを自社版で作成する